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レンズプロテクトフィルター 

一眼用の交換レンズってガラスの塊なので、傷とか汚れは大敵らしく、慎重に扱う部分となります。
その大敵を少しでも回避する為に色んな方法があると思うのですが、私の場合はレンズプロテクトフィルター(レンズプロテクター)を装着します。
これは人によっては「プロテクターといえど一枚、ガラスが入るのでレンズ本来の性能が出せなくなるので付けないのが望ましい。」って意見もあるんですが、私の場合はソレを差し引いてもまずはレンズプロテクトが大事って考える方(いわゆる小心者)なので、レンズ導入の際は必ず付ける様にしています。
まあ、プロテクター有り・無しの違いがわからないってのもあるんですが・・・

私が導入しているプロテクトフィルターは[レンズ自体を保護する物]で、他のフィルター、例えば表面反射を抑えるPLフィルター、光量を抑えるNDフィルター等様々なものがありますが、こういった付加機能が一切ないレンズプロテクトフィルターって物になります。

尚、私にはフィルターによる画質の違いは判別できませんが、それぞれのメーカーが力を入れて作りこんでいるので、多分いいモノなのだと思います。
なので、今回は画質というよりは、装着感や一体感等を含めてレポーツいたします。

以下、写真が大量に続くので折りたたみまーす
プロテクトフィルターは様々な種類が出ており、ガラス表面に特殊なコーティングをし、フィルターによる写真への影響を極力抑えた物や、防滴・防汚加工を施した物など、値段によってピンキリであったりします。

プロテクトフィルターのメーカーも純正(私の場合はSONY)以外にも、KenkoやMarumi、Hakubaなどの多彩なメーカーがあります。

最初に買ったのはKenko製のプロテクトフィルターでしたが、その後にSONY純正のプロテクトフィルターも導入してみました。
そんでもって、今回新しく導入しようとしたのもSONY純正のものだったんですが、何故か導入しようとした径(フィルターには装着するレンズの径によって様々なサイズがあり、一般的にはレンズ径に適したフィルター径を選択します)だけが在庫無し、次回入荷が4月末って状態に・・・
在庫を(ネット上でですが)いくつか当たったんですが、全滅もしくは定価以上の値段をぶち上げているお店などしか無く、今回は別のメーカーの物(Marumi製)を導入することにしました。

てなわけで、使用しているプロテクトフィルターをいくつかご紹介。
大事なことなので何度も書きますが私にはそれぞれのフィルターによる画質の違いはわかりまsn

まず、SONY純正のプロテクトフィルターですが、カールツァイス T*(ティースター)コーティングを施したちょっと高級なもので、VF-PAMシリーズとなっています。
※純正のものとしてはNDフィルターやPLフィルターも出ています。
もっと高くなりますが・・・

レンズ自体とマッチングする枠(色合いや質感)にSONYそしてCarl Zeiss T*のロゴが激しく主張をしているもの。
まあ純正なだけあってレンズとの一体感やレンズ本体への装着感、フィルター枠の質感、そしてレンズキャップの装着感は抜群です。
ロゴマークとかも(写りには全く関係ありませんが)入っちゃって、何だか「やる気」になります・・・レンズフード付けると完全に隠れてしまいますけどね。
ただし、高いのが難点です。
これ、T*のロゴを付ける料金がだいぶ乗ってんじゃねえか?ってくらいに高いです。

lensprotect01.jpg
ケース入りの写真。
ケースも高級感があり、また保護用の緩衝材も入っています。
フィルターとかを持ち歩く際のケースとしても重宝しそうですね。小さいし。

lensprotect02.jpg
レンズ枠のギザギザ、そしてCarl Zeiss T*のロゴが主張しまくってます。

lensprotect03.jpg
ケース収納時。
ケース自体も「ZEISS」の文字が主張しまくってますね。

lensprotect13.jpg

lensprotect14.jpg
レンズに装着した写真です。
まあ、純正なだけあって一体感がありますね。

lensprotect19.jpg
もちろんレンズキャップもガッツリとはまります。
この辺りは純正の強みってトコロでしょうか。

続いて、KenkoのPro1Dシリーズ。
最初に買ったレンズを裸のままで使ってたんですが、ある日「プロテクターは付けといた方が心が安心する」という記事を読んで即導入。
よく解らないままに、とりあえずAmazonで調べたら真っ先に出てきたので購入しました。
質感や色合いは良いんですが(サードパーティ製だからなのか)レンズ本体への装着時にうまく装着できないことがあります。
※ネジ式なんですが、装着時にキュキュキュキューって音がする場合があります

また、これはPro1Dのレビューにも多々書かれているんですが、レンズキャップと枠との間にわずかな隙間ができるせいか、レンズキャップの装着感がイマイチです。
装着したーっと思っても、ポロリと外れてしまうこともままあります。
なので、レンズキャップ装着時は2、3回トントンっと軽く叩いて装着を確かめています。
あと、汚れが付くと落とすのなかなか落ちにくいですね。
レンズペンとかでゴシゴシやって落ちる感じです。

lensprotect04.jpg

lensprotect05.jpg
ケース入りの写真。
緩衝材は入っていて安心できますが、ケース自体がちょっとデカイかもしれませんね。

lensprotect15.jpg

lensprotect16.jpg
質感は悪くありません。
漆黒の色合いも様々なレンズにマッチングしそうですね。

lensprotect20.jpg
キャップをしたところ。
何故かキャップの収まりが悪く「付けた!」と思ったらポロリすることも・・・
値段的にもお買い得だし、これさえ無ければ非常に優秀だと思うんです。


続いては今回導入した、MarumiのDHGスーパーレンズプロテクトシリーズ。
Kenkoでも良かったんですが、上述の様にレンズキャップの装着感とかが軽いストレスになってたので、モノは試しって事でMarumi製に初挑戦しました。
尚、こちらのDHGスーパーレンズプロテクトは防汚性能、高い撥水・撥油性能に優れたモノらしく、同社の下位シリーズよりも値段が高くなっていました。
レンズ本体への装着感はSONY純正とさほど変わらず、またレンズキャップの装着感も非常に良い感じです。
今のところトントン叩かなくても問題ありません。
難点はレンズ枠の色が若干青みがかかった黒色で、レンズ本体との(色合いって意味での)一体感がちょっと薄れます。
まあ、これもレンズフードしちゃえば全く関係ないんですけどね。
あと、他2社はロゴマークやらメーカー名が主張していたんですが、これはメーカー名とかの文字関係がフィルター枠に近い色合いで、全然主張していませんでした。
まあ、まだ導入したてなので実際の使用感はおいおい判明していくと思います。

lensprotect06.jpg

lensprotect07.jpg
ケース入りの写真。
今回の中では唯一緩衝材が入っていないケースでした。
一応、留め用の出っ張りはあるんですが送られてきた時にはすでに外れている状態。
ケース自体の質感も(いわゆる)CDのスリムケースって感じでこれ自体の保護性能はイマイチな印象です。

lensprotect17.jpg

lensprotect18.jpg
レンズに装着したところです。
青色がかった本体色の影響か、やはり若干の違和感は感じますね。
まあ、フードしてしまえばこの部分、完全に隠れるんですけども。

lensprotect21.jpg
キャップ装着時。
純正と同じようなキャップの食いつきです。
これだけでもポイントです。
Pro1Dシリーズより若干高めなのが残念ですけども・・・


lensprotect11.jpg
3種類を並べてみました。

lensprotect12.jpg
少し角度を変えてみましたが、ガラス部分の反射とかはよく解りませんでした。
どうも、ガラス部分の反射によって画質に影響が出てくるというらしんですが、最近のデジタル用コーティングってのは影響が出にくくなっているんだとか。
これの違いとか解る様になったら、ネクストステイジに行けるんだろうか・・・


lensprotect08.jpg
相変わらずCarl Zeiss T*コーティングです!ってのが主張しまくってますが、ただそれを無しにしても質感やレンズ本体との親和性、キャップの食いつき等はさすが純正って感じです。
でも、高い・・・

lensprotect10.jpg
Kenko Pro1Dは色合いとか質感は良いんですが、やっぱレンズ本体へ装着する際の擦れ感やレンズキャップ装着時のポロリ感など、非常に惜しいラインを走っている感じです。
この3種の中では値段が一番安く質感も非常に良んですが、こういう部分がもったいなく感じます。

lensprotect09.jpg
Marumi DHGスーパーレンズプロテクトは、質感は非常に良く、文字の色合いもそれに準じています。
若干漆黒とは違うので、レンズとの一体感はなくなるかも・・・まあ、誤差の範囲ですが。
あと(まだ試せてはいませんが)汚れと水滴にも強く、メンテナンスも超ラクだとか。


つう感じでプロテクトフィルターの(画質に全く関係ない)レポーツだったわけですが、勝手に星をつけてみたいと思います。
完全な主観なのでそこんとこよろしく。
※基準は純正との場合の比較となっています

SONY VF-PAMシリーズ
質感 :★★★
レンズとの一体感 :★★★
レンズへの装着感 :★★★
キャップの装着感 :★★★
やる気UP感 :★★★
主張感 :★★★★★
コストパフォーマンス :★☆☆

Kenko Pro1Dシリーズ
質感 :★★★
レンズとの一体感 :★★☆
レンズへの装着感 :★☆☆
キャップの装着感 :★☆☆
主張感 :★★☆
やる気UP感 :★★☆
コストパフォーマンス :★★★

Marumi DHGスーパーレンズプロテクトシリーズ
質感 :★★☆
レンズとの一体感 :★☆☆
レンズへの装着感 :★★★
キャップの装着感 :★★★
主張感 :★☆☆
やる気UP感 :★★☆
コストパフォーマンス :★★☆


何か、意味解らない結果となってしまいましたね。
金銭的余裕(と在庫)があれば、VF-PAMシリーズ、金銭的余裕はあまり無いけどイライラしたくなければDHGスーパーレンズプロテクトシリーズ、金銭的余裕はそれなりだけど、いちいちキャップの事とかではイライラしない、だけどちょっと高品質なものがほしければPro1Dシリーズという選択肢になるってトコでしょうかね。


今回紹介したプロテクターはこちら


SONY VF-77PAM/ 77mm径プロテクター


Kenko PRO1D プロテクター(W)ワイド / 67mm径プロテクター


マルミ marumi DHG スーパーレンズプロテクト 黒枠 / 72mm径プロテクター


それぞれのシリーズで、フィルター径は色々と出ているので、ご覧アレー。

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category: カメラ

Posted on 2012/03/31 Sat. 01:15  edit  |  tb: 0   cm: 0  

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